2007年02月01日

大人が逃げる社会3

大人が逃げる社会(3)

身近な社会である家族から、愛情をたっぷり受けるべき信頼を学ぶべき年頃に、そんな親から心を傷つけられてしまった子どもたちは、「自分は必要ない。産まれてきちゃいけなかったんだ。自分なんかいない方がいいんだ。」などと感じながらも、まだ自分で命を絶つ術を知らないだけで生きている。そして健気にもそんな親に好かれよう、褒めてもらおうと頑張る。本来子どもは何ものにも変えられない宝。
無事に元気に産まれてくれたこと、それだけで十分なはず。そんな子どもたちが、辛い傷を負いながら生きている。そのまま成長して、今度は学校でいじめを受ける。たかが外れて頑張ることに、生きることに疲れてしまう。心をとどめるべき親への思いすら全くない。”自分なんていない方がいいんだ…”連日の報道がまたそんな思いをあおっている。自分も…と。

すべての歯車がずれてしまっているのかもしれない。ゆっくりと時間をかけてこんな世の中が出来上がってしまったようにも思える。日本人特有の、”長いものに巻かれろ”体質。多数派の意見に流されやすいこの国の国民は、自分の考えや意志を持っていない。これだけメディアが発展してしまい、見聞きしたことをそのまま自分の意見のように取り入れてしまう。自分の中で考えようとしない。そんな国民性を逆手に世論を操作されているようにも感じてしまう。

本当にいろんな問題が絡み合っている。『ニワトリと卵』のように、どれが先なのか、どれか一つを解決したところで終わりにはならない。いじめをする子どもたち、いじめを苦に自殺までしてしまう子どもたち、対応の悪い学校、気づかなかった親たち。相手の気持ちを考えずに自分がされたら嫌なことをしてしまうこと。死ぬことで終わらせようとすること。世間体から自分たちを守ることしか考えないこと。自分たちのことしか考えず子どもたちと向き合っていないこと。自分の考えがなく、すぐ人に流されてしまうこと。

大人も子どもも逃げちゃいけない。他の誰かにとってはささいなことも本人にとっては重大な問題かもしれない。でも死んではいけない。そんな当たり前のことをもう一度考え直さなければならない。
posted by jois2525 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/32561242

この記事へのトラックバック